dassimen.log

サーバーサイドエンジニア脱脂綿のログ。

インフラエンジニアのための勉強会開催の一例

この記事は #インフラ勉強会 Advent Calendar 11日目の記事です。

adventar.org

昨日はChataro0さんの技術記事!

qiita.com

私はエモエモ話として、
「インフラ勉強会で知った運用☆ちゃんを社内に広めた話」
をします。

※運用☆ちゃんの内容については触れていません。
触れたかったけど、上手く書けそうになかった...

最初に謝辞

内容はインフラ勉強会の話というわけではないです。
しかし私が会社に働きかける事でへの成功体験が得られた、
弊社の何人かが運用エンジニアとしてどうあるべきかを考え始めることができたのは、インフラ勉強会のセッションが切欠でした。
セッション及び運用☆ちゃんを公開してくださった沢渡あまねさんと湊川あいさん、
インフラ勉強会の場を作ってくださった方々、
アドカレの場を使ってお礼を言わせてください。ありがとうございました。

自己紹介

お前誰よ、という方が大半かと存じますのでこの記事を読むにあたって最低限必要な部分の自己紹介をさせていただきたく。

都内の某IT企業に新卒で入社し、1年間保守開発をやった後、運用部署に異動となった者です。
異動先のあまりの部署の元気の無さに次第に窒息し、
気付けば1年経っていて、自分はちゃんと成長できている気がしない、という事に悩んでいました(9月)。

そういう人間が運用☆ちゃんを読み、社内で読書会を企画したお話をさせていただければ。

運用☆ちゃんを社内で広めた話

運用☆ちゃんを知って、輪読会を決意するまで

運用ちゃんの記事一覧 | リクナビNEXTジャーナル

運用☆ちゃんご存知ない方はほぼ居ないのではないかと思いますが、記事:沢渡あまねさん、漫画:湊川あいさんの、価値ある運用者になるためには? が描かれている記事です。

私はこの記事を、9/25に開催されたインフラ勉強会のセッション告知で存在を知りました。

wp.infra-workshop.tech

って最終回やないかーーい。

しかしバックナンバーを読んだ所で、
「今まで運用は単純作業を行うだけの価値の低い仕事だと自分で思ってきた。本当は違うはず」
と気付き、セッションを聞きたくなりました。

前回までのセッションを聞いてないと訳解んない内容だったらそっと抜けよう、と思って参加。
(これができるのがインフラ勉強会のいい所の1つだと思います)

参加して、とにかくエモい話を一杯聞きました。 いまの職場の話を沢山チャットに書いたと思います。

そしてこう呟きました。
f:id:forever-blue-moon:20181211230158p:plain

企画し、広めるまで

9/25当時、私は社内の成果発表会のために資料を作っていました。

成果発表会という場ではありましたが、社内での取り込みは自分の中であまり成果にならないと思ってしまった所があり、「皆社外勉強会行こうぜ!」というテーマを持って登壇するつもりでした。

そこでスライドを1枚追加し、「社外勉強会がハードル高いなら社内勉強会やろうぜ。題材は運用☆ちゃん読むよ」とプレゼンしました。

これまでの登壇の中で1番考えて資料作ったし、同僚に内容をレビューして貰って2時間以上掛けて一緒に修正していました。

時間を掛けた甲斐あって、反応は上々。
10名近くから反応あり、勉強会は発足しました。

開催し運営して得られていること

全員で記事を読んで感想を言い合う、というゆるい会にしていますが、参加者の皆さんのご協力と、勿論記事の内容のおかげで現在12回の連載のうち6回まで読み終え、折り返し地点を迎えています。

参加者の年次がほどよくバラけていたので、若手が感じている不満だったり、会社や上層部で考えている事だったりが双方向でやりとりされる場になりつつあります。

嬉しかったのが、運用部署のメンバーだけでなく、開発部署にいた頃の先輩が参加を表明してくれたこと。
運用と開発が一緒のテーブルでプロダクトの話ができる未来への、一助にはなれたのかなと。

学んだこと

今の部署を良くしたい! と思って行動を起こした結果、回り始めたものが確かにありました。

過去こういった他人を動かそうという試みは失敗続きだったので、初めて会として発足できて嬉しかったです。

他人を動かすなんて無理、と思っていましたが、自分が動いて見て変わる事があるのかもしれないと思えるようになったのは、今年の自分の変化の中でも大きなものだと思います。

自分がポジティブな変化をするためにインフラ勉強会には必ずお世話になると思っていますので、 2019年もよろしくおねがいします!

12/5「「転職の思考法」 de ABD」参加してきました!

12/5に「「転職の思考法」 de ABD」というイベントに行ってきたので、
振り返りです。

devlove.doorkeeper.jp

後途切れそうだとのことで、トキワの森Advent Calenderの6日目としても。

qiita.com

急遽ピンチヒッターで入ったのですが、まあABDトキワの森でもやりたいのでいいか。

トキワの森プロジェクトはエンジニア同士のシェアハウス企画です。
詳しくはこちらで。
twitter.com

以下はABDについての話に戻ります。

ABD(Active Book Dialog)について

公式
www.abd-abd.com

複数人で1冊の本を「分担して」読む事で、複数のメリットを短時間で享受しようという新しい読書法です。
実際にやってみたのですがとても良かったです!
どういうメソッドなのかを紹介していきます。

ABDの流れ

1段階目:コーサマライズ

1冊の本のページ数を、参加人数で割って等配分し、受け取ったページ分のみを読み、内容をB5用紙3枚程度にまとめたサマリを作成する。
この時、前のページからの話がバッサリ切れてて前後が分からないのは気にしない。
(極端な話、明らかに前のページの台詞の続きだったりするけど気にしない)
自分に与えられた範囲のページの要約に集中する。

2段階目:リレープレゼン

ページ数順にサマリを並べて、サマリを元に要約した内容を全体に共有する。
聞きながら気になった事を付箋紙にメモを取っておく。
前段のサマライズ時点で前段の情報が不足している場合、前段のプレゼンを聴くことで補完する。

3段階目:ダイアログ(対話)

プレゼン中に取った付箋紙メモをサマリの近くに貼り付けて、全体で感想を言い合う。
内容について気になった事や、質問を投げる。
また内容から派生して気になったことなど、自由に話してもOK。

ABDやってみた感想

コーサマライズ

最初にざっと10ページを読んだ結果、自分の読んだページが比較的まとめページである事に気づく。
内容の選択はあまり迷わず3つに絞り込めたので、文字を書くより図で表そうと即決。絵は不得意ですがなんとか書きました。

最終的に自分のサマった内容はこちらです。
f:id:forever-blue-moon:20181206235903j:plain 1つ目:中途で入るべき企業と新卒で入るべき企業は異なる、何故なら役員が中途出身者か新卒出身者かで、入ろうとする会社で出世できるか否かが分かるから。
2つ目:(裁量権を得るためには)自分の職域と会社の強みをマッチさせるべき。これを探すにはサービスに触れてみて考える。
3つ目:BtoBの会社で会社の強み(花形部署)を知るには、役員の元部署の割合を調べると良い。開発部署出身者が役員の大部分を締めているなら、開発部署が強い。

(内容を分かっている前提で)よく纏めたんじゃないかな? と思っている。
プレゼン時間2分と聞いていたので、そこに間違いなく収まる量にすることも意識しました。

リレープレゼン

参加者14名の方の描いたサマリを壁にページ順に並べて、自分のサマリを1人2分でプレゼン。

自分の発表は14人中8番目。自分の登壇が控えていると人の登壇を上手く聞けないのが自分の悪癖なのですが、ついつい自分の書いたサマリに目が行って発表のスクリプトを考えている自分がいる...

なんとか7人目までをちゃんと聞いて自分の番。
話す内容ははっきり言ってわかり易いものだったので、伝え方だけ工夫。
紙でなく極力聞く人側を見るよう努めるとか、これまで話題になってきた要素が紙に1つも載ってなかった事を冒頭でネタにするとか。
(この辺りは直近のアドカレで書いた、会場と一体感のある登壇を目指す中で取り入れようとしているテクですね)

デザイナー出身の方が絵を多めに取り入れていたり、ゴリゴリのドキュメントチックに書かれていたりと色々なサマリがあって面白かったです。

また人から聴く事で短い時間に本の全体感が把握できる感覚がありました。
実際に自分で本を読み直してみたら、この時聞いたプレゼンの記憶がフックになって思い出しやすくなると思います。

ダイアログ

「ストーリーとして結局この登場人物は何者なんだ」「結局主人公は転職したのか」といった本のストーリーに関する問や、
「この部分聞いて確かになと思った」というような感想、
「今現在転職考えている人〜?」といった参加者のパーソナリティな所まで、
同じ本をトピックにして雑多に色々な話ができたと思います。
内容が分かり辛い部分があれば皆でフォローする空気があったのも良かった。

(お酒も無いのに)初対面の人14人集まってあんなにわいわい盛り上がるのは凄いなと。

本を読んで私は「今すぐ転職活動しなさい」というメッセージを受け取ったのですが、
他の方は逆に「転職を考えていたけど現職のままでもいいかなと思った」というような全く別の感想になっていたのも分かり、驚くやら興味深いやらでした。

まとめ、解散

感想を1人30秒で発表した後、名刺交換の時間を経て解散しました。
皆さん会社名刺を使われていたので、個人名刺を配りまくる脱脂綿は異端児でしたね...(
覚えて貰いやすいと好意的に取ることにします。

ただ、自分の名刺説明をさせて貰ってお別れ、になったので、
相手の話を聞いたり、会の感想を話す時間を使えなかったのは失敗したなあ。
フリーランスなんですか? という質問も多く頂いてしまいました。
会社名刺の空気だったんだから会社名刺配れば良かったかも。。。
今度会社名刺の裏にTwitterQRコードでも貼り付けるか。

全体ふりかえり

ABDができたことも、「転職の思考法」を読めたことも、どちらも大変良かったイベントでした。
1粒で2度美味しい的な。

またどこかでABDやりたいし、他のコミュニティでもやってみたいです。
エンジニアで集まって、技術本のABDやったらどうなるのかとか見てみたい。
後技術書典の本でABDとかでも面白いかも。

ご一緒してくださった方々、ありがとうございました!

2018年のアウトプットを振り返る

この記事は『エンジニアの登壇を応援する会』 Advent Calendar 4日目の記事です。

adventar.org

今年登壇した内容をざっくり振り返り、全体振り返り、登壇による心境の変化と、来年について書いてみたいと思います。

今年の登壇

とはいいつつも実物を社外公開できるものはLT資料のみなのですが、そこはご容赦ください。
如何せん機密にしたがりの会社ゆえ。。。

社内LT:「やってきたことと今後やること」

社内で業務自動化マクロを作り、これを最大限(やや過剰気味)にアピりました。
そのおかげでか社内では「自動化チョットデキル」奴だという扱いに。
開発者に軸を置きながら運用をやりますという宣言をした事で、面談等で上司と話す時もスムーズに行く事が多かったです。

社内LT:「ふりかえりのすゝめ」

カイゼン・ジャーニーを読み終えたことで、「チームでふりかえりがしたい!」と強く思い、チームに5分間でふりかえりの必要性をLTしました。
実際にふりかえりを始めているのは私を含めて3名(チームは10名以上)なので少ないのですが、2人は動かせたと思うことにしています。
余談ですがこのLTをやった当日だか翌日だかに「登壇の技術を勉強する会」に参加し聞く内容全てが耳に痛かったです。
準備不足を痛感し、登壇上手くなりたい! とその場で「エンジニアの登壇を応援する会」Slack参加を決意。

社内LT:「脱脂綿ジャーニー」

脱脂綿の部分は本名です。
所属情報が載ってるスライドがいくつかあるので表に出せません...
社外勉強会に積極参加して成長しよう! というテーマで発表し、インフラ勉強会やサポーターズコラボの紹介をしました。
いや、この時はまだエンジニアの登壇を応援する会には殆ど関わっていなかったので(逃)
この中で社内で運用☆ちゃん輪読会を企画することを宣言し実践したのですが、その内容はインフラ勉強会アドカレで。

adventar.org

LTの評判は良かったです。その後の勉強会にも結構な人数が参加してくれました。
「登壇の技術を勉強する会」で学んだノウハウを少しは盛り込めたからかもしれません。

勉強会:システムの問題地図輪読会 第8回 8丁目システムの仕事にいい人材が集まらない

https://docs.google.com/presentation/d/1436xOUDK0Z3tx2mFG5RG62zMIwEDBU4fZv2socgctVs/edit?usp=sharing
初めて #インフラ勉強会 で登壇した回です。
「システムの問題地図」(沢渡あまねさん)という本の輪読会、最終回を担当させていただきました。
1時間のセッションで緊張しきりだったの覚えています。1時間って!
著者参加型の輪読会ってやっぱ恵まれてるなあと思いながら、締めの言葉を沢渡さんにいきなり振って了承頂けたこと感謝しかないです。
次やる時は事前にネゴります(小声)。

LT:秋の夜長に自由研究LT「楽しい! に敏感になること」

こちらで振り返りと資料を乗せています。
https://dassimen-engineer.hatenablog.com/entry/2018/11/23/143858
敢えてこういう書き方をしますが、自分の発表が上手くいったかといえば、上手くいっていないLTでした。
比べてもしょうがないのですが、他の方のLTの方が会場盛り上がってましたし。
しかし「あーあの人プレゼンうまいなー凄いなー」だけでなく、「何故この人のプレゼンを上手いと感じるのか」と分析するようになったので、上手く話せなかったにせよ、得るものは大きかったのだと確信しています。

Podcast:aozora.fm

https://fortegp05.github.io/aozorafm/
私の成し遂げたいものは何か? それをどう探すか? という事について、@FORTEgp05 さんに相談に乗っていただいたような形でPodcastとして配信させていただきました。
今年1番驚きのアウトプットですね。Podcastはやらないと思っていたので。
自分がかなり口下手で、かつアドリブでしゃべると誤解を招く表現をしがちであると認識しており、Podcastで配信する事に大変な恐れがありました。
最終的には生放送じゃねえしいいや! と踏ん切りつけてFORTEさんに「やりたいっす」と言った所、存外早く公開いただいたので今年のアウトプットに含めることができました。

登壇以外の成果物

登壇以外のアウトプットとして、実業務のため作ったもの。
ソースコードは持ち出せない所にあるのですが、作った実績だけアピール。

VBAマクロ : 「Webアプリから情報取得して整形するやつ」

異動して配属された先で、Webアプリから10項目くらいを手動でExcelにコピペして一覧表を作ってました。これを1日多い時20ページ分。
かなしくて泣けてきたのでJSで抜いて整形してやろうとしたのですが、ブックマークレットが効かず。
Officeの機能でWeb画面から指定した項目のデータ抽出ができるという話だったのですが、こちらも効かず。
諸々試行錯誤した挙げ句、まずページ全体をクリップボードにコピーさせ、そのテキストから正規表現で目当ての項目を抜くという謎アプローチで解決することになりました。
初めてVBA作りましたが、Excel作業を自動化する分には便利だなーという感想。
現在でも元気に毎日稼働してます。

VBAマクロ:「証跡撮ったらよろしく並べるやつ」

タンポポ業などと揶揄される、画面ショットを撮ってExcelに並べる作業を私もやるので、
せめてFn+Alt+PrintScreenしたら直でExcelに行くようにしました。
よろしく並べるようにしたかったんですが実際には貼った後微調整は必要。

VBAマクロ:マスタデータ抜いてよろしく資料化するやつ

40本くらいDBにSQL投げつけてcsv抜いて、これをExcelに貼り付けて...って作業を自動化。
キャッチアップ含めて結構な時間を使わせて貰ったのですが、完成してから2ヶ月程で作業自体がなくなりました。
ちょっと悲しかったのですが、業務運用そのものを見直す視点が持てたので良し。

ブログ:dassimen.log

忘れてはいけないのがこのブログを始めたことです。
カイゼン・勉強会・技術、と良いつつ勉強会以外はあまり書けていませんけども。
自分の学習記録としてはscrapboxを使ってしまっているのであまり技術やカイゼンネタを書けていませんけども。
それでもアウトプットの場として今後も記事を書いていくつもりです。

振り返って

並べてみた所、思ったより数はあるなというのが正直な印象でした。大体2ヶ月に1回は登壇してることになるので。
まず社外で自分が喋る、というアクションを起こせた事はやったぜと思っています。
多分1月の私を捕まえて、「社外で登壇しろ」と言ったら超高速で首を横に振ると思います。
今なら「やります! 何喋るかは後できめまーす」です。このマインドの変化はこの1年で得た大きな成果です。

しかしアウトプットの方法について、相手に伝わる所まで真剣に考え抜いた登壇となると少ないです。
来年は量もそうですが、質を高めていきたい。やりたいことは決まっているので。

「会場と一体感の生まれる登壇」を増やしていきたいと思います。

来年やりたい:会場と一体感の生まれる登壇

笑い声だったり、愛のあるヤジだったりといった、受け取り手が会場にいるから生まれる空気感を作りたいと思っています。
自分の今年やってきた登壇の中ではあんまりそういったものを生み出せた気がしていません。
そしてそれが可能であるお手本をいくつも見せていただいた1年だったと思っています。

特に好きなのはやっぱ自由研究LTで聞いた「タイムゾーンの基礎教養@kumatira」。
次は絶対高橋メソッドで喋ったろうと心に誓ってます。
勿論、ただ高橋メソッドやれば望む空気感が作れると思ってるわけじゃあないですよ!

来年この記事にリンクして、この目標が達成できた事と、なぜそれが達成できたかを書く事ができれば最高に気持ちがいいと思うので、実践したいです。

アウトプットを始める人に応援メッセージ

あんまり書くと技術書展6に書くネタが無くなるので控えめに。
成果物のチェックは勿論、やるべきです。しかしいざ世に出そうとする時は自分の中の厳しい声を「無視する」事も大事です。

少なくとも私は今年ずっとそうしてきました。自分の中で70点、60点、50点でもとりあえず出すか...というのが今年のスタンスです。
(社外と関わりを強く持ち出したのは9月からですが、それまでも社内で色々動いていたので今年中ずっとこのスタンス)

お金を頂く同人誌においてはまた少しスタンスを改めないといけないと思っていますが、少なくともブログとかLTみたいな場まで完璧主義者になる必要は無いんじゃないかと。

アウトプットを続けられた1つのマインドとして、ご参考までに。

【AdventCalender】Djangoアプリのdeployができないエンジニアの卵の嘆き

この記事が誰かの助けになる事を祈りつつ。

これはトキワの森AdventCalenderの3日目です。

qiita.com

イケてる技術記事を書きたかったのですがそんな技術力は無く。

少し前から行き詰まり続けているDjangoアプリのherokuデプロイが成功したよ!
という話を書きたかったのですがどうやら解決しないようなので、
いっそ私が試した事全てを書き散らかします...!

ググって集めた情報の集約にはなっているかと思います。

事象

自作のDjangoアプリを以下記事参考にherokuにデプロイするが、500エラーが出る。

qiita.com

ちなみにこの記事に辿り着く迄にも様々なごたごたがあったのだが、割愛。

環境

Django==2.1.2
django-heroku==0.3.1
django-toolbelt==0.0.1
gunicorn==19.9.0
whitenoise==4.1

切り分け

切り分け1段階目

最初は「Django heroku 500」などで検索していたのだが、「Debug=False」の時だけ発生する云々、という書き込みを見つけた。
そこで開発環境(ローカル、500は出ていない)のsettings.pyを「Debug=True」(本番環境と同値)にしてみた所、開発環境でも再現した。

切り分け2段階目

Debug=Falseの時は、settings.pyのALLOWED_HOSTSが使われるらしい。
(Trueの場合は[]でも動く)
この項目に['*']を与えてみたが動かず。

切り分け3段階目

本番環境のtemplateフォルダに404.htmlを配置し、urls.pyに存在しないページを指定すると404ページが出た。
Debug=Trueの時は使わないが、Debug=Falseの時は静的ファイルを読み込む際にwhitenoiseというライブラリを利用する。
この設定のどこかが間違っているのか?

試したこと

heroku公式のドキュメントに従ってwhitenoise設定

何はともあれ公式。
devcenter.heroku.com 結果:変化ナシ

manage.py collectstatic

stackoverrun.com こちらのサイトで(自動翻訳掛かって? か非常に読み辛かったのですが)、
collectstaticメソッドを実行するといいという所までは読めて、実行してみました。
結果:staticfilesフォルダにCSSが大量作成された後に開発環境を開いてみると、500が出ずに目的のページへ。
しかし本番環境へ同じファイルをcommit&pushしてみましたが動かず。
本番環境内のmanage.pyでcollectstaticを実行しましたがエラーが出て最後まで実行されず。
collectstaticメソッドが何をしてるか知るのが先ですね。

現状

流石に悩み過ぎて悲しくなってきたので、Debug=Trueにして開発しています。

Debug=Trueの場合に、exceptionが出た場合に詳細なエラー画面が表示されるという問題があります。
Railsのルーティングエラーでよく見るやつ)

しかし私、12月12日のクソアプリAdventCalenderに登録してしまっているのに現状殆どソースが書けてない...!

qiita.com

出せないよりは現状でも出した方が幾許かはマシじゃろう...
CSRFとかされたらその時はその時じゃい。 と考えて今からちょくちょくソース書きます。

書き終わったらまたこの問題に取り組みます。

あと試行錯誤のうち取るに足りないものを端折りました。

余談

PythonのWEBフレームワークで、responderというものが新しく出たそうです。
https://blog.ikedaosushi.com/entry/2018/12/01/195512

これも触ってみたい(悪い癖)。

秋の夜長に自由研究LT会で登壇してきました!

エンジニアの登壇を応援する会の、秋の夜長に自由研究LT会で登壇してきました!

https://engineers.connpass.com/event/104940/(engineers.connpass.com]

私が最近ドハマリしている、インプロと劇団Platform、そこから得た学びについて発表しました。

登壇した感想

登壇して良かったこと

  • 知見を得ました
    ・社内登壇とは感覚が結構違う。会別の特色があると思うが、少なくとも今回は社内よりアットホームな雰囲気
    ・アイコンタクトしようと思った時にできない人が多い(Twitter実況してる人が多い)
  • リハの成果として比較的ゆっくりペースで喋れたと思う
  • もっと上手くなりたいと思えた

スライドはこちらです。

他の方のLT感想

※一部リハ会に参加していることみあり、リハで話された時の感想が混じります。
数が多い事もあり1つ当たり意図的に3行以内とさせていただきました。

1Slack初心者採用担当がSlackをカスタマイズしてみた@kobegyu824

征韓論のコミュニケーションロスの話からSlackへ。
前振りからSlackの話に繋がった時はやはり会場湧きましたね。

2楽しい!に敏感であること@脱脂綿

自分

3「しゅ」と「ゆ」の話@rs_tukki

酒とお風呂!
新宿にあるという天然温泉いってみたくなりました。
終電逃した時は確定。

4アニマルカフェのススメ@紫苑

アニマルカフェはいいぞ。
カワウソのいるカフェとかあるらしい。

5悩みにBarはいかが?@zucky(ざっきー)

Bar良いですよね。
私がよくいくのはボドゲBarで若干空気は違いそうですが。

6ジオキャッシングのすすめ(仮)@Udomomo

ジオキャッシングめちゃくちゃ楽しそうでした。
キャッシュを日本地図、世界地図でマッピングした画像は驚愕でしたね。

7タイムゾーンの基礎教養@kumatira

今日聞いていて1番好きだったLTです。
次回登壇する際は自分も高橋メソッドでやってみたいなあ。
内容もすんなり頭に入ってきました。

8緑色で丸くてつやつやでおーいしい食べもの@ずんだまる(仮)

好きなものの語り方について大人の自由研究の成果でした。
なんだろうな緑色で丸くてつやつやでおーいしい食べものって。

9だがっき!@つっち

大砲は打楽器なのでしょうか。 はい、広義の打楽器です。
打楽器なめんなよというお話。
振り返ると色んな職業の人が自分の果たしている役割の重大さを他人に理解されてないっていう事にも繋がるのかなと。

10スピードキューブ@Ohtoya

よくある333とか444だけじゃなく、151515のキューブがあるのを初めて知りました。
「浜村渚の計算ノート」という小説でルービックキューブと数学を関連させてましたね。

11池袋を応援しよう!@sapi_kawahara

池袋の応援を渋谷でやるLT。
最後の技術書典の誤字が許されなかった。

12ゲームセンターの話(仮)@colonee

ゲーセン最近廃りが凄いです。。。
タイムクライシスとかハウスオブザデッドとかの銃ゲーが好きでよくやってました。
音ゲーも若干やってましたが、最近行ってないな~。

13銭湯のススメ@yoshitaku_jp

わいた、からのぬいた、で締めるLT。
めっちゃキレイな銭湯写真が何枚か。インパクトあってステキ。

14やっていい煽りとやっちゃダメな煽り@nagashi_ma_w

大トリ。煽りについて。
会場と一緒に煽りあっていて大変参考になる実例が見えました。

登壇の感想踏まえて自分の登壇ふりかえり

次回是非取り入れたいな! と思ったのは「高橋メソッド」と「効果的な写真(画像)」ですね。

高橋メソッド

「7タイムゾーンの基礎教養@kumatira」他今日のいくつかのLTでも取り入れられていた、
1スライド1言約5秒程度で高速で回していく技法。
一気に流れるにも関わらず内容がすんなり頭に入ってきて良いなと思いました。
メソッドをただ取り入れるだけでなく、内容が入りやすいようにメッセージを練り込む必要がありそうです。

効果的な写真(画像)

印象に残っているのは「6ジオキャッシングのすすめ(仮)@Udomomo」と「13銭湯のススメ@yoshitaku_jp」。
「キャッシュをマッピングした地図」や「銭湯に見えないキレイな建物」の写真や画像のように、
ぱっと見で凄さが伝わる画像は強いなあ。。。
画像の効果を最大に発揮できるように、見せるタイミングや話の内容にも工夫を凝らされていました。

次はこれらを取り入れてもっと上手く発表したい!

Cordertreat in 秋葉原に参加しました!

Global Cordertreat dayでしたので、Cordertreat in 秋葉原に参加してきました。

minna-de-ochakai.connpass.com

参加したセッションの内容ふりかえりと感想書きます!

感想まとめ

恐れ知らずとハッタリだけでげきつよエンジニアのモブプロに飛び込みました。
話は通じるなあというのが最近考えていること。勿論知識や経験、それに裏打ちされた思考力などげきつよエンジニアには敵わない部分も多いのですが、こちらがたじたじになるような事はありませんでした。
げきつよエンジニアの方が合わせてくださっているのかもしれませんが、そうだとしても「ひよっこだから...」と黙ってしまっては折角の成長機会を失います。
というかこういうイベントに来てる人ってつよい人は人に教えるのが好きだから来ている筈なので、最初からそんな心配無用ですね。
今回は初めてお会いした方とのペアプロまで挑戦しましたし、行動は起こせたと思ってます。

ただ今回のセッション聞いたからプログラミングスキルが1⇢100になったわけじゃないです。当たり前ですが。
1回だけじゃなくて継続的にやりたいなあ。モブプロ・ペアプロのイベントもっと参加していきたい。

各セッションふりかえり

1セッション目 モブ Python

メンバーのレベル:Pythonを業務で書いている方が1人と、趣味レベルの私、Python触れた事ない方3人で実装。
進行度合い:マスの生死を取るgetterを書いた
学び:リファクタする時にこれ別にメソッド書いた方が早いな、というレベルで書き換える時にソースコードを壊さない方法。
リファクタしたいMethodAが会った時、MethodBを作り中で最初はMethodAをreturnするようにしてから、MethodAの呼び出し元でMethodBを呼ぶようにする。その状態でテストを通して、次いでMethodBを実装する。
Pythonインスタンス変数書く時にself._xxxと宣言するお作法(ただこれはググっても出てこなかったしUdemyのPythonic講座でも違ったので記憶違いかもしれない)。
お一人オブジェクト指向プログラミングに不慣れな方(class作るの初めてとのこと!)がいて、私のレベルでも頑張って解説役やりました。

2セッション目 モブ Kotlin

メンバーのレベル:5人いて全員Kotlin知らない! Javaは私ともうお一人がほんの少し分かる。
進行度合い:3*3を表現する配列書くまで
学び:Cyber Dojoの問題なのは、Kotlinでテスト遠そうとすると毎回実行時間が6秒掛かったのは辟易しました。Driverは5分交代だったので6秒も待ってられない。多分毎回Buildしてんだろうなーと思うと仕方ない気もするんですけど。勉強目的で集まっている時はやっぱスクリプト言語最高だなと思いました。。。
誰も知らないので全員がflatな状態で色々発言ができたので良かったと思います。

3セッション目 ペア Java

メンバーのレベル:実務でJava書いてる人と、1年保守開発やってた私。
縛り:1メソッド3行以内
進行度合い:設計は深くまで詰めました。状態のgetterと、次世代を返すメソッドを作成しました。
学び:Javaコンパイルはそこまで待たされませんでした。謎い。
つよエンジニアの方が5分でゴリゴリリファクタされていてつよいって思いました(こなみ)。
最初に詳細に設計ToDoリスト作ると進み方が良かったです。

4セッション目 モブ Python

メンバーのレベル:2人業務でPython書いてる、私は趣味レベル
縛り:データの持ち方を普段と変えてみよう。ただ配列で持つのが本当に正か?
進行度合い:状態のgetter、誕生のメソッド、死滅のメソッドまで
学び:ここでデータの持ち方を「worldインスタンスに各座標のセルの生死をインスタンス変数として持たせる(3*3で9個のインスタンス変数を持つ)」としてみました。
こんな実装しねぇよwwwwとゲラゲラ笑いながら進めましたが、途中から「あれ... これ書きやすい...」「アリなのでは...?」みたいな空気に。まあ実際はナシなんですが。
アンチパターンが何故アンチパターンなのか? そのデザインパターンは何故優れているのか? しっかり考えてみないといけないなと再認識した時間でした。

痛々しく25歳を振り返る

ポエムだよ。

脱脂綿は本日26歳になりました。

昨年11月から今日までをざっくりふりかえりしてみたいと思います。
1年の大半何も行動してなかった事がバレる。。。
来年も同じような記事を書いて成長幅を知るために、
社外秘に触れない程度に赤裸々に。

最初に感想

すくない。成果物が。

1年振り返ってみましたが、
悲しい事に成果物として公にできるものがないんですねー...
ちょっとはソース書いてるし、資料も作っている筈なんですが。

26歳の目標は外向けに示せる成果物を増やす事ですね。

直近では11月22日の自由研究LT資料。
12月上旬にクソアプリAdventCalenderに登録していますので、
アプリエンジニアとしての成果物はここで(クソアプリですがw)。

9月からエンジニア界隈で色んな方とお会いし、色々な知見を頂きました。
高校生からフリーランスとしてゴリゴリRuby書いてましたみたいな方、
定年過ぎてから勉強始めましたみたいな方もいました。

焦る気持ちは強いしそれが向上心に繋がるなら良いとしよう。
でも凝るべき所は凝る事を忘れぬように。

月毎のふりかえり

2017年11月

9月にチーム異動し運用担当者になり、
10月に前任からの引き継ぎも終わった。
半ギレで色んな運用のイケてない所にツッコミまくった時期です。
社内政治とか気にしないで済むよう守られてたな。。。
自動化ツールとかちょくちょく開発し始め、VBAしか使えん...と嘆いた。

同年12 月

自分なりに頑張った半期でしたが、評価が最悪だったのが悲しかった。
また私は弓道をやっている(この記事書いてる時点ではご無沙汰...)ので、
明治神宮でやっている年越し射会に参加するつもりだったのに、
申し込んだ時点で定員超えてたのも悲しかった...
仕事辞めたいと思い面談し、半年踏ん張って再評価されるか観よう、と結論。

2018年1月

運用向けの研修課題をやっていた記憶。
またこの時に初めてコンサル業務も持つ事に。
タスク振り分け下手くそなのは変わらず、この時からやばい予感。

同年2月

研修課題を期限内に終わらない事を確信し、停止。 代わりといっては何だがコンサル業務の方はまあまあ上手くこなす。 ちょっとした自動化ツールなど作って感謝されて喜ぶ、など。

同年3月

40個のCSVSQLで抜いて結果をExcelにぺたぺたする、
クソつまんない仕事を自動化するVBAを作る。
これが意外と難産だった。

同年4月

桜の季節でも仕事はオペレーターのまま。
自動化云々もあまり進まず停滞の日々。
応用情報技術者試験を受けたが、午前問題分からない所多々ありこりゃ落ちたなと思った。
ちなみに午後は業務知識で解けて、一部除いて満点の自信が(謎に)あった。

同年5月

人生初のインプロとの出会い。
Platform第12回公演「その探偵の名」、観たのは「大統領」の回。
意外と昔? そうでもない?
応用情報の結果が帰ってきて合格していた。
月末には駅伝大会に出て去年より2分タイムを縮めていた。

同年6月

仕事面ではAzure AD使ったSSO絡みについて勉強できそうでホクホクしていた。
「お金がないと嘆く前に、自分を好きな値段で市場で売ってみろ」という旨、
住吉美紅さんが呟いていてメモを取っている(元ツイート見つからん...)

同年7月

Azure ADは事情により断念。やりたかった...
コンサルの仕事が1件増えた。
「ザ・ホロウズ LIVE」の「コンビニ」回を1人で観に行き、
やっぱインプロバイザーはすげぇなあと驚嘆。
考え方を勉強すべく、インプロWSへ参加を決意。

同年8月

初めてのインプロWS。講師は早さきえこさん。
演劇は初めてでしたが、TRPGをやる人なのでシーン作りには違和感無く入っていけたかな。
とても大事な事を学びました。この話はちょっと別の所で話す予定なので今は伏せ。

同年9月

こっからようやくプログラミングの勉強を再開する。
買って殆どネットサーフィンしかしてなかったMacbook ProPythonをインストールし、
ごにょごにょやり始める。
インフラ勉強会やら、トキワの森やらのコミュニティに参加し始めたのもこの頃。

同年10月

初技術書典。
現チームでの初の登壇(前チームではちょくちょく登壇してたんですが)。
初インフラ勉強会登壇(1時間枠って正気じゃねえ)。
初ブログでのアウトプット。
直近の事だからよく覚えているというのはあると思いますが、
それにしたって9月、10月は濃ゆい時間でした。

今月

YokohamaStartupWeekend参加。
折角できた繋がりは活かしたいですね。
来週にはengineer_ltの登壇も控えており、先日リハをやらせていただきました。
リハ大事。ほんとに。

1年総ふりかえり

自分が客先で話すとか考えたこと無かったし、絶対やれないと思っていた。
今でも下手な自覚はあるが、それでもよく知っている製品と一緒ならまだ話せる。
エンジニアやるにしても、1年で顧客と密にコミュニケーション取ってた経験は生きる。
ただ、そろそろ自分のやりたいことに向けて動くべき時かと思ってます。