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サーバーサイドエンジニア脱脂綿のログ。

インフラエンジニアのための勉強会開催の一例

この記事は #インフラ勉強会 Advent Calendar 11日目の記事です。

adventar.org

昨日はChataro0さんの技術記事!

qiita.com

私はエモエモ話として、
「インフラ勉強会で知った運用☆ちゃんを社内に広めた話」
をします。

※運用☆ちゃんの内容については触れていません。
触れたかったけど、上手く書けそうになかった...

最初に謝辞

内容はインフラ勉強会の話というわけではないです。
しかし私が会社に働きかける事でへの成功体験が得られた、
弊社の何人かが運用エンジニアとしてどうあるべきかを考え始めることができたのは、インフラ勉強会のセッションが切欠でした。
セッション及び運用☆ちゃんを公開してくださった沢渡あまねさんと湊川あいさん、
インフラ勉強会の場を作ってくださった方々、
アドカレの場を使ってお礼を言わせてください。ありがとうございました。

自己紹介

お前誰よ、という方が大半かと存じますのでこの記事を読むにあたって最低限必要な部分の自己紹介をさせていただきたく。

都内の某IT企業に新卒で入社し、1年間保守開発をやった後、運用部署に異動となった者です。
異動先のあまりの部署の元気の無さに次第に窒息し、
気付けば1年経っていて、自分はちゃんと成長できている気がしない、という事に悩んでいました(9月)。

そういう人間が運用☆ちゃんを読み、社内で読書会を企画したお話をさせていただければ。

運用☆ちゃんを社内で広めた話

運用☆ちゃんを知って、輪読会を決意するまで

運用ちゃんの記事一覧 | リクナビNEXTジャーナル

運用☆ちゃんご存知ない方はほぼ居ないのではないかと思いますが、記事:沢渡あまねさん、漫画:湊川あいさんの、価値ある運用者になるためには? が描かれている記事です。

私はこの記事を、9/25に開催されたインフラ勉強会のセッション告知で存在を知りました。

wp.infra-workshop.tech

って最終回やないかーーい。

しかしバックナンバーを読んだ所で、
「今まで運用は単純作業を行うだけの価値の低い仕事だと自分で思ってきた。本当は違うはず」
と気付き、セッションを聞きたくなりました。

前回までのセッションを聞いてないと訳解んない内容だったらそっと抜けよう、と思って参加。
(これができるのがインフラ勉強会のいい所の1つだと思います)

参加して、とにかくエモい話を一杯聞きました。 いまの職場の話を沢山チャットに書いたと思います。

そしてこう呟きました。
f:id:forever-blue-moon:20181211230158p:plain

企画し、広めるまで

9/25当時、私は社内の成果発表会のために資料を作っていました。

成果発表会という場ではありましたが、社内での取り込みは自分の中であまり成果にならないと思ってしまった所があり、「皆社外勉強会行こうぜ!」というテーマを持って登壇するつもりでした。

そこでスライドを1枚追加し、「社外勉強会がハードル高いなら社内勉強会やろうぜ。題材は運用☆ちゃん読むよ」とプレゼンしました。

これまでの登壇の中で1番考えて資料作ったし、同僚に内容をレビューして貰って2時間以上掛けて一緒に修正していました。

時間を掛けた甲斐あって、反応は上々。
10名近くから反応あり、勉強会は発足しました。

開催し運営して得られていること

全員で記事を読んで感想を言い合う、というゆるい会にしていますが、参加者の皆さんのご協力と、勿論記事の内容のおかげで現在12回の連載のうち6回まで読み終え、折り返し地点を迎えています。

参加者の年次がほどよくバラけていたので、若手が感じている不満だったり、会社や上層部で考えている事だったりが双方向でやりとりされる場になりつつあります。

嬉しかったのが、運用部署のメンバーだけでなく、開発部署にいた頃の先輩が参加を表明してくれたこと。
運用と開発が一緒のテーブルでプロダクトの話ができる未来への、一助にはなれたのかなと。

学んだこと

今の部署を良くしたい! と思って行動を起こした結果、回り始めたものが確かにありました。

過去こういった他人を動かそうという試みは失敗続きだったので、初めて会として発足できて嬉しかったです。

他人を動かすなんて無理、と思っていましたが、自分が動いて見て変わる事があるのかもしれないと思えるようになったのは、今年の自分の変化の中でも大きなものだと思います。

自分がポジティブな変化をするためにインフラ勉強会には必ずお世話になると思っていますので、 2019年もよろしくおねがいします!